吃音矯正装置は、パーキンソン病ならびに話し言葉における障害のリハビリにもお役立ていただいております

吃音矯正支援

言語リハビリについて

言語リハビリに活用

吃音矯正装置として使用しています発話リード装置(家庭練習用DAF、フルーエント・スピーカーポケット型、フルーエント・スピーカー耳かけ式)は、現在吃音者の方々だけではなく、全国のリハビリテーション病院、大学の研究機関、医療関係の専門学校などでもご利用いただいております。そして、それぞれの施設で装置を体験され、手ごたえを感じられた方々にもご使用いただいております。

この装置は、本来吃音問題を改善、解消するための装置として製作されたものですが、現在はさまざまな病気のために発症した獲得性吃音ともいえる話し言葉における障害のリハビリにもお役立ていただいております。この方面においても、もっとDAF装置が活用され、今後さらに研究が行われ、しっかりとしたDAF効果が実証されていくことと思います。

私どもスタッフは発話リード装置やトレーニング教材の提供を通して、吃音者だけではなく、パーキンソン病患者さんをはじめとする運動性構音障害でお困りのみなさんの言語リハビリを、これからも応援し続けます。

パーキンソン病患者さんをはじめ運動性構音障害でコミュニケーションに問題を抱えていらっしゃる方はぜひ1度、発話リード装置を体験してみてください。言語リハビリの道具の一つとしてご活用いただけると思います。どうぞお気軽にお問い合わせください。


言語リハビリの対象となる病気

獲得性吃音に似た運動性構音障害が起こる病気には、以下のようなものがあります。

① 脳梗塞や脳出血、くも膜下出血
② 頭部外傷
③ パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、進行性核上性麻痺、
多系統萎縮症などの神経変性疾患

脳梗塞や脳出血など脳卒中の後遺症としての言語障害には「失語症」と「運動障害性構音障害(麻痺性構音障害)」があるといわれています。

失語症は一般的には大脳の左側(左半球)の言語領域という言葉の能力に関わる部分に障害が生じ、言葉がうまく使えなくなった状態です。話すことだけでなく、聞くこと、読むこと、書くことも難しくなります。

一方、運動障害性構音障害は、脳卒中によって言葉を話すのに必要な舌や口唇、声帯などの発声発語器官の動きが悪くなったり(麻痺)、それらの動きをうまくコントロールできなくなったり(失調)したために、声が小さくなったり、かすれたり、ろれつが回らなくなったりして発音が不明瞭になる状態をいいます。

DAF効果

非吃音者にDAFを負荷しますと、下記のような現象が現れることが報告されています。この現象はDAF効果と呼ばれています。

・構音の誤り
・朗読時間の延長
・声の大きさの変化→大きくなる
・声の高さの変化→高くなる

吃音者の場合には、DAF効果によって逆に非流暢性が減少することから、DAFが吃音治療に使用されるようになりました。

海外においては、1980年代から、パーキンソン病患者の言語リハビリテーションにDAFが使用されてきたことが報告されています。近年、日本でもパーキンソン病をはじめ多系統萎縮症、脊髄小脳変性症、進行性核上性麻痺などの疾患に伴う運動性構音障害のリハビリにDAFが使用されています。その結果、話し言葉の障害としてみられる下記の症状の改善がみられたという報告があります。(太字は特に顕著だった変化です)

・声が小さくなる→声が大きくなる
・単調な話し方になる
・早口になる→話すスピードがゆっくりになる
・言葉が口の中でくぐもってしまい第三者にわかりにくい→言葉の明瞭度が上がる
・声がかすれる
・声が震える
・高い声、低い声が出にくい
・言葉がなかなか出てこない→言葉が出やすくなる
・朗読時間の延長
・声の大きさの変化→大きくなる
・声の高さの変化→高くなる

アクセス

神奈川県横浜市中区住吉町1-6-701
TEL:045-663-2672
受付:10:00~18:00
定休日:日月祝

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